関連記事
デルタ航空、顔認識で本人確認行うセルフの手荷物預入機を今夏テスト
headless曰く、 デルタ航空は15日、ミネアポリス-セントポール国際空港にセルフサービスの手荷物預入機4台を今夏導入することを発表した。このうち1台では顔認識技術を使用する本人確認システムのテストを行うそうだ(プレスリリース、The Verge、Consumerist)。
顔認識による本人確認にはパスポートの顔写真を使用するとのことで、手荷物預入機で撮影した乗客の顔写真との照合が行われるようだ。顔認識技術を使用した本人確認システムを導入するのは、米国の航空会社では初だという。デルタ航空ではRFIDを使用した手荷物の追跡システムを導入し、モバイルアプリで手荷物の場所を表示するサービスも行っている。モバイルアプリによるセルフチェックインや発券キオスクなども導入しており、顧客満足度は向上しているとのこと。また、本拠地のアトランタ国際空港には保安検査を高速化する保安検査レーンを設置するなど、空港での手続き合理化を進めている。
米税関・国境取締局では、出国する訪米者を対象に顔認識情報などバイオメトリクス情報の収集を始めており、米市民にも対象を拡大する計画だという。また、ブリティッシュ・エアウェイズではロンドン・ヒースロー空港のゲートに顔認識デバイスを導入して搭乗の迅速化を図るなど、空港での顔認識技術活用は広がっている。
スラドのコメントを読む | YROセクション | テクノロジー | YRO | アメリカ合衆国 | 交通 | プライバシ
関連ストーリー:
ブリティッシュ・エアウェイズ、搭乗時間短縮のためゲートに顔認識デバイスを導入 2017年03月26日
米国では1.2億人の顔写真データベースが警察によって構築されている 2016年10月27日
ドイツ・デメジエール内相、テロ対策として空港や駅での顔認識ソフトウェアの導入を求める 2016年08月25日
デルタ航空、アトランタ国際空港に革新的な保安検査レーン「Innovation Lane」を設置 2016年06月04日
顔認識を防ぐ眼鏡、国内販売へ 2016年05月10日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード