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ディズニーランドのファストパスでは待ち時間は短くならない
記事提供元:スラド
「統計的思考」を用いて問題を解決する例の1つとして、ディズニーランドで導入されているアトラクションの予約システム「ファストパス」がNewsweekにて紹介されている。
ファストパスは場内に設置された発券機にて時間が指定された「パス」を発券しておくことで、指定した時間に優先的にアトラクションを利用できるというもの。指定された時間は通常は数時間後になることが多いが、これによって客は長い行列に並ぶことなしにアトラクションを楽しめるようになる。
記事ではまず前提として、アトラクションに対する需要は絶えず変化することからディズニーランドの行列をなくすのは不可能とし、そのうえでファストパスを導入することで、実際にアトラクションに乗るための待ち時間は変わらないにもかかわらず、顧客の満足度を向上させることができるとし、「天才的な発想」と称している。
ちなみに、ディズニーランドの待ち行列で掲示されている「予想待ち時間」は実際の待ち時間よりもわざと長く表示してあったり、また列が早く進んでいるように感じさせるテクニックが使われているとのこと。
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