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「物理的にボタンを連打する機械」でセルフガソリンスタンドが不正
記事提供元:スラド
1998年の規制緩和によってセルフ式のガソリンスタンドが登場したが、セルフ式ガソリンスタンドでも危険物取扱者の資格を持つ従業員が常駐している必要があることはあまり知られていない。従業員は遠隔で給油作業を監視したり、給油の許可・停止を行っているのだが、この許可作業を無人で行っているガソリンスタンドが存在することが発覚、話題となっている(TBS News、はてなブックマーク)。
消防法の規定では、給油の様子を従業員が目視もしくは監視カメラで確認し、問題がない場合は「許可」ボタンを押して給油を許可するという作業が必要なのだが、TBS NEWSの動画では店員の確認なしで機械が自動で「許可」ボタンを(物理的に)連打している様子が確認できる。
また、ニュース動画ではマスコミの撮影した映像が消防署にタレコまれ、ガソリンスタンドに消防の調査が入る様子や、ガソリンスタンド側が機器の存在や使用を強く否認する様子も報じられている。なお、この機器はガソリンスタンドによる自作であり、特定の店舗だけが本部に無断で使用していたという。
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