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運転代行サービス利用経験ありは23%、全国のドライバーに調査
全国のドライバー約10,700名に運転代行サービスの利用経験を尋ねたところ、23%がこれまで利用したことがあると回答した[写真拡大]
GfKジャパンは、全国のドライバー10,733名に対し、運転代行サービスの利用経験に関するインターネット調査を実施し、その結果について発表した。
全国のドライバー約10,700名に運転代行サービスの利用経験を尋ねたところ、23%がこれまで利用したことがあると回答した。車を週5日以上運転するドライバーに至っては、利用経験は30%に上った。年代別にみると30歳代が30%と最も高く、相対的には運転経験の長い年配者よりも若い世代の利用経験が高いことが明らかになった。
エリア別にみると、東北が48%、北関東と北陸が46%と高かった一方で、首都圏、東海、近畿では10%程度にとどまった。運転代行サービスの利用経験は電車など公共交通網の充実度合いに深く関係することが伺えたという。
運転代行サービス利用者の利用頻度をみると、過去1年間で1回以上利用したことのある人は46%であった。また、このうちの半数以上は複数回利用していた。年代別では若年層の方が利用頻度が高く、20歳代以下の利用経験者では、68%が過去1年間で1回以上利用していた。過去1年間の平均利用回数をみると、利用経験者全体では1.9回であったが、20歳代以下では3.2回となった。
運転代行サービスを利用した理由(複数回答)をみると、9割が「飲酒をした時(冠婚葬祭・ゴルフ・接待を除く)」を挙げており、全年代で圧倒的に多かった。一方、「接待の時」、「冠婚葬祭の送迎時」、「ゴルフの送迎時」、「体調不良の時」を挙げた人はいずれも1割に満たず、極めて少なかった。
ゴルフ送迎パックなどの特定利用シーンにおけるサービスを全面的に訴求している事業者は現在、限られている。今後、サービス提案がどのように多様化していくのか注目されるとしている。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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