Microsoftのクラウド運営データセンターのスタッフは皆秘密裏に働いている

2017年5月2日 16:32

印刷

記事提供元:スラド

 Microsoftの提供しているクラウドサービスであるMicrosoft AzureやOffice 365、OnDriveなどを運用している運用チーム「Microsoft Cloud Infrastructure and Operations(MCIO)」のスタッフは、社内ではその身分が知られることがないよう秘密裏に活動しているという。そのため、誰が運用スタッフなのかはMicrosoft社内においても知られておらず、日本法人内に運用スタッフがいるかどうかも分からないという(ASCII.jp)。

 また、ラックの色は手元が明るくなるよう必ず白で、データセンター内は常に監視カメラで監視されておりケーブルは死角を作らないよう天井側に束ねられているという。

 そのほか、データセンター内を案内できるスタッフは「参加者が不審な動きをした瞬間に、ためらいなく、その人を組み伏せられる」覚悟と腕力が求められるそうだ。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | マイクロソフト

 関連ストーリー:
Microsoft Azureの東日本データセンターで障害、空冷システムへの電源供給の不具合が原因 2017年04月06日
作業用品店の会員情報、金庫を盗まれて漏洩 2017年03月16日
米下級判事、Google利用者のデータは米国外に保存されていても米国の令状で開示を強制できると判断 2017年02月07日
米Amazon、専用トラックを用いてデータを転送する「AWS Snowmobile」を発表 2016年12月01日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事