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メルカリ、現金など不正な出品の取り締まり対策内容を発表
不正な出品物に対する対策(メルカリ発表資料より)[写真拡大]
メルカリは、現金などが出品されているとの報道を受け、ガイドラインを整備し、不正な取引についてを厳しく取り締まっていくと発表した。
「貨幣などの出品」については、22日から現行の貨幣を出品禁止とし、24時間体制で監視・削除の対応をとっている。また、24日にはアプリ上で「メルカリ 安心・安全への取り組み」を配信し、利用者への注意喚起を行っている。加えて交通系電子マネーなどに関しても、不正利用につながる恐れがないか監視の上、取り締まりを強化する。
また、200人以上のカスタマーサポート体制を構築することで監視を強化し、安心・安全に利用できるよう年中無休で問い合わせや規約違反への対応を行う。受信した問い合わせには12時間以内に対応し、不具合や利用履歴の確認が広範囲におよぶ事案についても最長で24時間以内に対応するとしている。規約違反が確認できた商品は通報から30分程度で削除などの対応を行ない、削除要請についても1~2日以内に対応する。また、不正を防ぐためにユーザー登録時、取引時、現金の引き出し時と複数回のチェックを行っている。
さらに、警察や経済産業省、国民生活センターなどと情報交換を行い、その知見をカスタマーサポートに活用していく。また、ブランドなどの権利者とともに、偽ブランド品をはじめとする知的財産権などを侵害する商品の出品抑止も行っていく。所定の手続きにより、権利侵害の確認が可能な出品物は速やかに削除し、利用者への警告ならびに制限対策を行う。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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