Windows Vistaのサポート、4月11日に終了

2017年4月13日 18:48

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 Microsoftは11日、Windows 10 Creators Update(バージョン1703)の提供開始を正式にアナウンスした。一方、Windows Vistaは延長サポート期間の終了日を迎えた(Windows Experience BlogWindows Help — Windows Vistaのサポートは終了しました)。

 Windows Vistaは4月の月例更新で提供された複数の更新プログラムを最後に、新たな更新プログラムは提供されなくなる。Microsoft Security EssentialsもWindows Vistaでダウンロードできなくなり、インストール済みの環境には一定期間マルウェアの定義ファイルが提供されるとのこと。

 なお、手元の環境に適用可能な更新プログラムをすべて適用してみたが、サポート終了の通知などは特に表示されない。Microsoftのサポートサイトの各ページにWindows Vistaでアクセスすると「Windows Vistaのサポートは終了しました」と表示される程度のようだ。

 Windows Vistaの一般リリースは2007年1月30日。当時はWindows XPが圧倒的なシェアを占めていたことなどもあって売れ行きは伸び悩んだ。ただし、Net Applicationsのデータによれば、Windows 7が一般リリースされた2009年10月時点では19.6%のシェアを獲得している。Windows 8/8.1のシェアは2014年11月の合計18.65%がピークとなっており、Windows Vistaのピーク時を上回ることはできなかったようだ。4月1日~11日分のStatCounterのデータを見ると、Windows Vistaの世界シェアは1%未満だが、日本では2%近く、Windows XPと並んでいる。

 Creators Updateは1週間前から「Windows 10のダウンロード」ページで入手可能になっていたが、今後はWindows Update経由で順次提供されていく。同日、累積的な更新プログラム(KB4015583)の提供も始まっており、アップグレード後のOSビルドは15063.138になるようだ。KB4015583はCreators Updateビルドを実行しているInsider Program参加者にも提供されるとのこと。

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