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IBM、「Ustream」ブランドを終了 今後は「IBM Cloud Video」に
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 個人によるネット上での動画ストリーミング配信を可能にするサービスの先駆け的な位置付けだったUstreamが、「IBM Cloud Video」へと移行する(三上洋氏によるYahoo!ニュース記事)。
Ustreamは2007年にサービスを開始し、その後は一般人でも比較的容易にネット配信が可能ということでさまざまな用途で利用されていた。2010年にはソフトバンクの出資によってUstream Asiaの設立や日本語化も行われていた。しかし、Ustream以外の動画ストリーミング配信サービスの登場などを受け日本ではやや苦戦していた。その後、クラウド関連事業の強化を図るIBMによって同社は2016年1月にIBMによって買収されていた。
IBMはUstreamをビジネス向けの動画配信プラットフォームとして位置付けており、たとえば動画コンテンツ配信を行いたい企業に対してUstreamをそのプラットフォームとして提供する、といったビジネスモデルを考えているようだ。今回の「IBM Cloud Video」ブランドへの移行はこれに沿ったものと思われる。なお、既存サービスはしばらくは現状のまま続くようだ。
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