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格安旅行会社てるみくらぶが経営破綻、不適切な会計も明らかに
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 格安の海外ツアーで知られる旅行会社「てるみくらぶ」が27日、東京地裁に自己破産を申請した。負債額は約151億円(東京商工リサーチ、日経新聞、朝日新聞、日テレNEWS24)。
これだけであればまあよくある話なのだが、今回は破産直前の21日に「現金一括入金キャンペーン」の新聞広告を打っていたり(Togetterまとめ)、海外旅行中の旅行者が約2500人おり、現地でホテルやガイドなどからキャンセルを通告された上で自力で帰国して、といった扱いをされたりと、いろいろとアレである(てるみくらぶの被害者の声(Twitter編))。旅行代金の債務は約99億円ということだが、保証金の限度額は1億円ということで代金についてもほとんど返還されない可能性が高いという。
また、同社は従業員数145名にも関わらず新卒採用予定が50~100名だったということで、こちらも被害者が出ているようだ(Togetterのまとめその2)。
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同社内定者に対しては厚生労働省が相談窓口を設置したほか、複数の企業が同社の内定者らを雇用する方針を示している。また、てるみくらぶの経営についても「不適切な会計処理」が行われていたという疑惑が出ている(NHK)。
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