関連記事
在庫循環で見る米国景気の先行き~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
*10:32JST 在庫循環で見る米国景気の先行き~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。
eワラントジャーナルの「コラム記事」で「在庫循環で見る米国景気の先行き」という興味深い分析記事を見つけましたのでご紹介します。
3月にアメリカの連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、『政策金利を0.75%~1.00%に引き上げること』を決めたことにより、『FRBが米国の景気の先行きに強い自信を示した格好』としています。
記事では、景気の先行きを見ていく中で『企業の在庫に注目した在庫循環』に焦点を当てています。なぜ、在庫循環をウォッチしていると景気が先読みできるのでしょうか?それは、『景気が後退してくると在庫が徐々に積み上がっていき、企業は生産や出荷を減らす』一方で、『景気が再び回復傾向になれば在庫が足りなくなってきて再び生産や出荷が伸びていく』という背景があるからです。
続けて、【米国の在庫循環】を図で示して分かりやすく解説しています。米国の在庫と出荷の関係を表したものです。その図では、『景気拡大期、景気拡大期の終盤、景気後退期、景気停滞期、景気停滞期の終盤、景気回復期』に分けることで、2017年はどの段階に位置するかを予想できそうです。
気になる2017年について、記事では『1月の時点では景気拡大期にあります。近く2月の速報値が発表される予定ですが、見るべきポイントは在庫が増えていないかという点になるでしょう』と分析しています。
上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の3月21日付のコラム記事「在庫循環で見る米国景気の先行き」にまとめられています。
馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。
フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子《SK》
スポンサードリンク