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東京メトロと都営地下鉄、車内に監視カメラを設置へ
caret 曰く、 東京メトロと東京都交通局が3月14日、所有する約3,800両の全車両内に防犯カメラを設置すると発表した(東京メトロのニュースリリース、東京都交通局のニュースリリース、共同通信、時事通信、読売新聞、毎日新聞)。社内での迷惑行為や犯罪行為、盗難などを防ぐのが目的。
都営地下鉄では新型車両を導入する新宿線で8月から、浅草線で来年春からの設置を始め、これ以外の路線でも約10年弱で整備を行うとのこと。また、東京メトロでは2018年度以降となっており、同様に新型車両を導入する日比谷線、続いて丸ノ内線や銀座線で導入が行われるとのこと。
カメラの設置場所は都営地下鉄が天井、東京メトロがドアの上部分で、どちらも1両に複数のカメラが設置されるとのこと。撮影中である旨を記載したステッカーなどを社内に貼って撮影を周知する。
映像は各車両内のHDDに保存し、1週間程度で上書きされるとのこと。運用ルールで合意でき次第、相互直通運転先のJR・私鉄各線でも録画を開始する予定だそうだ。
車両内の防犯カメラは、JR東日本が2009年に埼京線で初めて設置したのが始まりで、東海道・山陽新幹線や北陸新幹線でも常時録画が始まっており、東京急行電鉄も2020年までに防犯カメラを全車両に設置すると発表している。
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