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米マクドナルド、必要以上に革新的なストローを開発
米マクドナルドは15日、デュアルレイヤーシェイク専用の「おそらく必要以上に革新的」というストロー「Suction Tube for Reverse Axial Withdrawal(STRAW)」を発表した(米マクドナルドのニュース記事[1]、[2]、Foodbeastの記事、The Vergeの記事、Co.Designの記事)。
米マクドナルドは3月17日のセントパトリックスデー前後に限定でミントフレーバーの「Shamrock Shake」を販売している。今年追加される複数の限定メニューのうち、チョコレートシェイクとミントシェイクを2層にした「Chocolate Shamrock Shake」をかき混ぜなくても2つのフレーバーをバランスよく味わえるように開発されたのがSTRAWだ。
STRAWを開発したのは、GoogleのProject Ara開発にも携わったJACEとNK Labs。当初、NK LabsのSeth Newburg氏は長いストローと短いストローを組み合わせればいいと簡単に考えていたという。しかし、残り半分になると短いストローで空気を吸うことになってしまう。さまざまなデザインを検討した末、J字型のストローにたどり着いたそうだ。
硬質プラスチック製のSTRAWは先端部分に加え、屈曲部分と折り返し部分に開けられた穴により、バランスよくシェイクを飲むことができる。量が少なくなってきたときには屈曲部分からのみシェイクが吸い込まれるため、空気を吸ってしまうことはないという。STRAWは2,000本限定。米国内の一部の店舗でのみ、Chocolate Shamrock Shakeを購入した人に先着順で無料提供される。
なお、Co.Designの記事で実際にSTRAWを試したMark Wilson氏は、最後の1インチぐらいになると断続的に空気が入り、うまく吸えなくなると述べている。かき混ぜずに飲めるというSTRAWの性能を過信するあまり、シェイクの上に盛られたホイップクリームを混ぜるのを忘れてしまったようだ。
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