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「破壊ボタン」付き携帯電話を実現できるシステム
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 「スパイ大作戦」などのフィクションでは、レコードやテープレコーダーが再生後に煙を出して再利用できなくなるのが定番。アブドゥラ科学技術大学の技術者らが、こうした自己消滅ガジェットを実現できる機構を開発したそうだ(Yahoo!News、Slashdot)。
このシステムは、摂氏80℃以上になると急膨張するポリマー層を使ったもの。このポリマーをデバイスに組み込み、「破壊ボタン」などの指示を受けた際に電極によってポリマー層を加熱するというものだそうだ。ポリマー層は加熱されると10~15秒以内に元のサイズの約7倍に膨張し、これによってデバイス内のコンポーネントが破壊され、格納されている情報が消えるという仕組み。このシステムを既存の携帯電話に組み込むコストは15ドルほどになるようだ。
なおYahoo! Newsの記事では、このシステムが実用化されるまではSamsung Galaxy Note 7を利用する必要があるとしている。
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