ソニー、フルHDで1000fpsの撮影可能なスマホ向けCMOSイメージセンサー

2017年2月10日 09:17

印刷

記事提供元:スラド

 ソニーが2月7日、フルHDサイズで毎秒最大1000フレームの撮影を行えるCMOSイメージセンサを開発したと発表した(PC Watch)。スマートフォンでの利用を想定しているという。

 このCMOSイメージセンサは画素と回路の間にDRAMを挟み込んだ3層構造をしているのが特徴。DRAMの容量は1Gビットで、撮影した信号をDRAMにこの領域に一時的に保存することで、機器内のほかのLSIに合わせた速度で出力が可能になるという。これによって高速読み出しが実現でき、画素ごとの読み出し時間のずれを押さえることができるという。また、4K(3840×2160ドット)解像度で毎秒60フレームの撮影にも対応する。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | Sony

 関連ストーリー:
イメージセンサーの研究開発者4氏がクイーンエリザベス工学賞を受賞 2017年02月05日
キヤノンがAPS-Hサイズで19580×12600画素のCMOSセンサを開発 2015年09月08日
キヤノン、ISO感度最大400万相当の超高感度多目的カメラを12月に発売 2015年08月04日
電源を必要とせずに動作する撮像素子が開発される 2015年04月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事