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中国:GDP1兆元超は12都市に拡大、トップ上海で45兆円
記事提供元:フィスコ
*13:16JST 中国:GDP1兆元超は12都市に拡大、トップ上海で45兆円
年間GDPが大台1兆人民元(約16兆3900億円)を超える規模に膨らんだ都市は、中国全体で12カ所に拡大した。2016年は南京と青島が大台乗せを新たに達成。南京は8.0%増の1兆503億200万人民元、青島は7.9%増の1兆11億2900万人民元に拡大した。上海や北京、広州、深センなどを含む上位の10都市も、成長が持続している。中国経済網が8日に伝えた。
首位の上海は、6.8%増の2兆7466億1500万人民元(約45兆200億円)に伸びている。これに北京が6.7%増の2兆4899億人民元、広州が8.2%増の1兆9610億9400万人民元、深センが9.0%増の1兆9492億6000万人民元などと続く。5位以下は、天津、重慶、蘇州、成都、武漢、杭州となっている。
これら12都市の合算GDPは、中国全体の24%を占めた。約2兆6000億米ドルに増大。すでにフランス1国の経済規模を超えている。
中国ではまず上海が06年に「GDP1兆人民元」乗せを達成。これに北京が08年、広州が10年に続いた。さらに11年は深セン、天津、蘇州、重慶が到達。中西部の武漢と成都は14年に1兆人民元を超えた。15年には、杭州市が大台に乗せている。16年は長沙、無錫が9000億人民元台で推移。17年以降はこれら都市が1兆人民元乗せを達成する見通しだ。
一方、すでに上海は12年、北京は14年に2兆人民元超えをそれぞれ実現した。
【亜州IR】《ZN》
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