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GitLab.comが誤って本番DBを削除、バックアップもなく大騒ぎに
あるAnonymous Coward曰く、 ソースコード管理サービスを提供するGitLab.comが1月31日、管理者の操作ミスにより本番DBのデータ300GBを誤ってディレクトリごと削除してしまい、サービス停止状態に陥ったことが明らかになった(公式報告のGoogle Doc、Publickey、The Register、Slashdot)。
GitLab.comはオープンソースのソースコード/プロジェクト管理ソフトウェアGitLabを使ったホスティングサービスを提供するクラウドサービスで、GitリポジトリやWiki、Issue管理といった機能を提供している。報告によると、同社では31日、スパムユーザーの負荷によりセカンダリDBに異常が発生したことから、セカンダリをクリーンしてからレプリケーションを復旧する作業を実施していたとのこと。しかし作業がうまくいかず、再度セカンダリをクリーンしようとして、誤って残るプライマリをクリーンしてしまったという。同社は直ちにバックアップからの復旧を試みるも、5系統あるはずのバックアップはいずれもエラーなどで実は機能していないという事が判明、一時騒然となった。なお失われたDBはIssueやMergeリクエストのもので、Gitリポジトリ本体とWikiは無傷だという。
その後、たまたま作業の6時間前に取られていたスナップショットが思いだされ、これを元に復旧作業が進められているのだが、タレコミ時点では何故かその様子がYouTubeでライブ配信されるという不思議なことになっている。なおミスを起こしたYP氏は「もう今日は自分がこれ以上sudoコマンドを実行しない方がいいだろう」と語っているという。
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