アナログレコードブームの需要に応える新型プレス機器が開発

2017年2月2日 17:41

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 昨今アナログレコードのブームが来ており、その年間売上枚数は4,000万枚に達する見込みだという。その一方でレコードの製造には昔ながらの機器が使われており、需要が供給に追いつかなくなっているそうだ。そのため、新譜をアナログレコードで聴くためには時間が必要な状況だという。そんな中、Viryl Technologiesという会社がアナログレコードを生産するための新しいプレス機システム「WarmTone」を開発したそうだ(EngadgetSlashdot)。

 WarmToneは現代のエンジニアリング技術が導入されており、レコードのマスター切り替えが簡単なほか、大量生産に適したトリミング/スタッキングシステムを利用できるという。さらにセンサーが多数搭載されており、圧力や温度などの状態をチェックできることから、ミスが少なく信頼性も高いそうだ。

 スラドのコメントを読む | 音楽

 関連ストーリー:
英国、1週間のアナログレコード売上がデジタルミュージックのダウンロードを上回る 2016年12月10日
デジタルでレコードの溝を制作するアナログレコード 2016年03月21日
ソニー、アナログレコードをハイレゾ音源として保存できるターンテーブルを発表 2016年01月08日
「シェンムー」や「ベア・ナックル」のサウンドトラック、英レコードレーベルからアナログレコードで発売へ 2015年05月26日
米国のアナログレコード売り上げ、昨年の1.5倍に 2014年12月16日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事