有言実行のトランプ大統領に期待、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017年2月1日 12:24

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記事提供元:フィスコ


*12:24JST 有言実行のトランプ大統領に期待、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

トランプ大統領が新しく就任してから、様々な政策が発令されていますね。それを受けて、日本株やドル円相場が動く流れが続いています。
さて、2/1付けの「主要通貨デイリー」に、今後のトランプ大統領の経済政策の実現性について掲載されていましたので、ご紹介します。

まず直近のトランプ大統領の動きとドル円相場について、同レポートでは、『1月31日のドル円は、トランプ米大統領の移民規制に関する大統領令に反対した司法長官代行の解任や、同氏と政権幹部による貿易相手国の通貨政策批判を背景に一時112円台前半までドル売り円買いが進行。トランプ大統領の言動は引き続きリスク要因であることが示された格好となった』と伝えています。続けて、保護主義政策については、『トランプ氏の大統領就任後の仕事をまとめてみると、確かにTPPからの永久離脱をはじめ保護主義的な政策が目立っている。ただし、これは大統領権限で実行可能な政策をまず優先的に行っている結果と推測される。大統領に就任して間もない中、議会との協議が必要で一定の時間を要する経済政策の中身がみえないことを過度に悲観する必要はないとみている』とのことです。
そして今後の政策の注目点に関しては、『議会との調整の過程で規模の縮小も想定されるが、公約を有言実行する同氏の姿勢を踏まえれば、公約に近い内容での実現を目指すことが期待される。足もとのドル円はトランプ政権の悪い面、つまり保護主義の側面に目が向いているものの、やがて経済政策に関する明るい話題がドル円をサポートしよう』とのことです。

上記を踏まえて、引き続き米新政権の動きに注目していきましょう。

詳しくは2/1付けの「主要通貨デイリー」ご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《SK》

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