技適マークのない無線機器使用で自首しても(直ちには)何も起こらない

2017年1月19日 17:23

印刷

記事提供元:スラド

 無線機器の「技適マーク」については過去にも度々話題になっており、技適マークのない無線機器を国内で利用すると電波法違反となる可能性があるとされているが、実際に技適マークのない無線機器を利用したユーザーが「自首」を行った顛末が「Tojikomorin」ブログで記されている

 このユーザーが関東総合通信局に問い合わせを行ったところ、ただ使用しただけの時点では特に罰則などはなく、機器を没収されることもない、という回答が得られたという。ただ、「悪質なケース」の場合、訴えられた場合は罰則などの可能性があるそうだ。

 また、問い合わせを受けた総務省の担当者は「我々は、技適マークの無い機器を使うことは電波法で禁止されていると言うだけです。」と回答しており、現時点では総務省自体が積極的に取り締まりを行っているという感じではない模様。

 スラドのコメントを読む | 日本 | ネットワーク | 政府

 関連ストーリー:
UPQのスマートフォン「UPQ Phone A01」、技適未取得で全品回収 2015年09月26日
日本マイクロソフトが社員向けとしてLumia 830の技適マークを取得、個人輸入でも合法的に利用可能に 2015年05月26日
「技適なしの海外製スマートフォンを日本でも利用できるよう検討中」という話、訂正される 2015年02月04日
無線機器の「技適マーク」の扱いに対する総務省の回答 2014年07月01日
ルンバの並行輸入品、一部モデルは国内で使うと電波法違反になる 2013年06月17日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事