マイナンバーカード、保険証や図書館カードに利用拡大へ

2017年1月6日 16:01

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 マイナンバーカードを商店街のポイントカードなどに活用するというアイデアは以前よりあったが、3日付の読売新聞によると、政府は2018年度にマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする方針を固めたとのことである。

 これは患者の本人確認の迅速化や医療事務の負担軽減を目的としたもののようで、診療報酬の支払い時にシステム上で保険の資格確認ができるようになるとのこと。これにより、転職や離職などで保険証が失効しているといったトラブルの改善につながることが期待されている。

 一方年末の別の報道(時事通信)によると、1月で交付開始から1年となるマイナンバーカードだが、発行枚数は1000万枚弱と、政府の想定より普及が遅れている。こうした事態を受けて、カードの利便性を拡大するために、今夏からマイナンバーカードを図書館カードや商店街の買い物に利用する実証実験が開始されるという。

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