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光学メディアによるインストールのサポート、今後も必要?
headless 曰く、 11月22日にFedora 25をリリースしたFedoraプロジェクトで、将来のリリースでの光学メディアによるインストールのサポートについて議論が行われている(Fedora Mailing-Lists、Phoronix)。
問題を提起したのはFedoraのテストを担当するFedora QA(Quality Assurance)のメンバーで、USBメディアやPXEでのブートに対応しないハードウェアが珍しくなってきており、プレスしたDVDメディアはイベントや開発途上国での配布などで便利なことを認めつつ、今後は光学メディアを使用したインストールサポートを現在ほど重視する必要はないと主張する。
Fadoraでは光学メディアのインストールイメージが6種あり、リリース候補版を公開するたびにそれぞれDVDに書き込んでBIOSとUEFIで計12パターンのインストールテストを実施しているという。テストは実機で行う必要があるため時間がかかる。アルファ版とベータ版ではテストの一部を省略することも許容されるが、ファイナル版についてはすべてのテストが完了しなければリリースできないとのこと。
そのため、1)アルファ版とベータ版では光学メディアの問題でリリースをブロックしない 2)ファイナル版でもServerやnetinstといった特定のフレーバー/イメージタイプについては光学メディアの問題でリリースをブロックしない、といった案が提示されている。なお、ここで議論されているのは物理的な光学メディアを使用したインストールに関連するもので、イメージファイルを使用したVMへのインストールについてもテストを省略するという話ではないとのことだ。
Fedoraに限らずインストールに光学メディアを使用する機会は減っていると思われるが、スラドの皆さんのご意見はいかがだろう。最後にイメージファイルを光学メディアに書き込んでOSをインストールしたのはいつだろうか。
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