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113番元素「ニホニウム」に正式決定、元素記号はNh
記事提供元:スラド
reona. 曰く、 理化学研究所は30日、森田浩介グループディレクター(九州大学教授)らが発見した原子番号113番の新元素の名前が「ニホニウム」(元素記号は「Nh」)に正式に決まったと発表した(113番元素特設ページ、読売新聞)。科学者でつくる国際純正・応用化学連合(IUPACIUPAC)が、森田氏らが提案した名前を採用した。
物質を形づくる基本的な要素である元素を、日本の科学者が命名するのは初めて。アジアでも初の快挙となる。ニホニウムは今後、教科書などの周期表に掲載される。
ニホニウムは森田氏らが2004年、原子番号30番の亜鉛原子を83番のビスマス原子にぶつけて作り出した。15年12月に命名権を得ていた。
この元素については海外の研究者も発見を主張しており、命名権がどこに与えられるかが議論されていたが、昨年12月に日本の研究グループに命名権が与えられることが決定していた。
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