Windows 10のVRヘッドセット、PC側のハードウェア要件が判明

2016年11月23日 17:40

印刷

記事提供元:スラド

Microsoftが来春提供を予定するWindows 10の大型アップデート「Creators Update」では、複合現実をメインストリームPCにもたらすWindows Holographicが利用可能となる。Creators Updateのリリースに合わせてパートナー各社からVRヘッドセットの発売もアナウンスされているが、VRヘッドセットを利用するための要件が判明したと報じられている(The Vergeの記事Neowinの記事Thurrottの記事BetaNewsの記事)。

先日ファーストリング向けに提供が始まったWindows 10 Insider Preview ビルド14971には「Windows Holographic First Run」というアプリが含まれる。このアプリではWindows Holographicの互換性テストを実行できるが、各項目がVRヘッドセット利用のためのPC側のハードウェア要件になるとみられている。

必須の要件としては4コアCPU(論理コア可)、メモリー4GB、DirectX 12をサポートするビデオカード、1GB以上のディスク空き容量となっており、USB 3.0が推奨される。また、アプリから抜き出された英語リソースによれば、1.5m×2m以上の空間が必要とのこと。今後変更される可能性もあるが、現時点では比較的控えめな要件となっているようだ。 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | アップグレード | Windows

 関連ストーリー:
Windows 10 Insider Previewのコマンドシェル、PowerShellが標準に 2016年11月21日
Oculus Rift、補間フレーム生成技術の導入でPCの最低スペックを引き下げ 2016年11月13日
2017年春のWindows 10大型アップデートは「Creators Update」 2016年10月28日
Xiaomiが格安VRヘッドセットを発表 2016年10月27日
Windowsの「ペイント」アプリ、大幅に機能強化へ? 2016年10月17日
VR HMD「HTC Vive」、国内での店舗販売が開始 2016年07月08日
ISSでHoloLensを活用するプロジェクト「Sidekick」が開始される 2016年02月25日
Valve、開発者向けにVRヘッドセットの無償提供を開始へ 2015年04月01日
VRデバイスに潜む危険性 2015年03月17日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事