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世界の海岸線の80%、2100年までに海面上昇の影響受けるか
記事提供元:スラド
taraiok曰く、 先日、今まで言われてきた「20世紀の海面上昇率」は過小評価だった?という話があったが、2100年までに世界の海面は1メートル近く上昇するという試算があるそうだ(Scientific American、米国科学アカデミー紀要、Slashdot)。
炭素排出量の割合が衰えることなく続けば、地球の気温は2040年までに2℃上昇するとみられている。2℃上昇した場合、世界全体では平均20センチメートルの海面上昇率だが、2100年までに気温が5℃以上上昇した場合は海岸線の80%が影響を受けるという。予測ではマイアミの低地エリアで250万人、中国の広州で210万人。ムンバイで180万人。そして、東京や大阪、ニューオーリンズ、ニューヨーク、ベトナムのホーチミン市で100万人以上と数千万人の人々が影響を受けると見られている。
ニューヨークと東海岸沿岸の都市は、産業革命前から4~5℃気温が高くなった場合、今世紀末までに海面は3フィート(0.9144メートル)ほど上昇する。海面の上昇速度は非常に速く、対策を取る時間は非常に限られているとしている。
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