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米大統領選、来年1月20日までは予断を許さない状況が続く可能性も
記事提供元:フィスコ
*13:18JST 米大統領選、来年1月20日までは予断を許さない状況が続く可能性も
7日に発表された米大統領選に関する世論調査によると、ほぼ全ての主要メディアで民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏が共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏を4ポイント程度リードしていることが判明した。7日の米国株は大統領選挙でのクリントン氏の勝利を期待して大幅反発。米債券市場では、クリントン氏の大統領選勝利で12月利上げを織り込む相場展開となった。
ただし、市場関係者の間からは、今回の大統領選挙では経済に関する両候補の提言や主張が十分に吟味されていないとの声が聞かれている。一部の市場関係者は、「市場はトランプ・リスクだけを問題視しており、クリントン政権が正式に発足する2017年以降の米国経済の動向に関しての議論は乏しかった」と指摘している。米大統領選に対する警戒感は大幅に低下したが、選挙結果が確定し、新大統領が正式に就任する来年1月20日までは予断を許さない状況が続くとの見方もある。目先的には大統領選の結果判明後のドルや米国株式の動向を見極める展開となりそうだ。《MK》
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