エプソン、4K・HDR対応のホームシアタープロジェクター

2016年10月27日 04:58

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「EH-LS10500」 (セイコーエプソンの発表資料より)

「EH-LS10500」 (セイコーエプソンの発表資料より) [写真拡大]

 セイコーエプソンは26日、レーザー光源と反射型液晶パネルを採用し、4K・HDRに対応したホームシアタープロジェクター「EH-LS10500」を12月に発売すると発表した。

 「EH-LS10500」は、「EH-LS10000」の後継機で、エプソン独自の4Kエンハンスメントテクノロジーにより、4K相当の解像度を実現している。4Kエンハンスメントデバイスで1画素を斜めに0.5画素シフトさせることで、縦横の解像度を実質2倍にしている。4K映像入力信号はもちろん、フルHDの入力信号も精細な4K相当の映像にアップスケールして、大画面に映し出すことができる。

 また、HDR入力信号の表示に対応し、従来規格では表現できなかった明るさのピークから、暗部への豊かな階調表現が可能になった。白とびや黒つぶれがなくなり、より映像が鮮明に表現され、高画質かつダイナミックな映像を映し出すことができる。また、コンテンツに合わせてHDRのモードを選択できる。

 さらに、レーザーダイオードを光源に採用。レーザー光源は光の出力制御が自由にできるため、映像の入力信号に合わせて、遅延のないリアルタイム調光が可能になっている。価格はオープン。

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