調布で「第10回東京蚤の市」アンティーク雑貨やカトラリー、家具など

2016年10月8日 21:11

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記事提供元:ファッションプレス

 第10回目を迎える「東京蚤の市」が2016年11月19日(土)、20日(日)調布市の東京オーヴァル京王閣にて開催される。

■東京蚤の市とは…

 2012年5月、「古き良きものを愛でる人々」が集い、ヨーロッパの蚤の市の雰囲気を再現しようとスタートした「蚤の市プロジェクト」。今では2日で3万人以上が来場するイベントとなった。

全国から選りすぐった約200組の古道具・古家具店、古書店が取り扱うヴィンテージアイテムが集結。会場への入場料は500円(小学生以下無料)。

ファッション、家具、食器、書籍まで幅広いジャンルのアイテムが揃う。タイプライターや広告ポスターといったレトロなものや、建築物の一部、柱のかけら、流木などの珍品も並び、なかなか出会うことのできない“お宝”を見つけられるのも魅力的だ。

 今回は、過去の開催を例に、いくつかのジャンルに分け、会場の雰囲気を紹介。会場へ足を運ぶ前に、見どころをチェックしてみて。※過去の開催なので内容が変わる可能性があり。

■ファッション - 古着ストリート

 「古着ストリート」を設置。デッドストックの洋服やレトロなバッグはもちろん、ボタンやビジューなどの装飾品やヴィンテージファブリックなど、マニアにはたまらないアイテムが揃っている。例えば、ヨーロッパ諸国の軍ものに特化したヴィンテージショップの店内にはコートやシャツ、パンツなどのアーミーウェアが数多く並ぶ。中には戦車用のゴーグルや警察帽、コック帽、ランプなど、普段目にすることのできないレアな商品も展開され、オーナーのセンスが輝く。

取材をした店舗では、1つ1つのアイテムに国名とアイテムの名称が記載された小さなタグが付属。例えば「フランス軍 戦車・オートバイ用雪用ゴーグル」など、グッと心を掴む詳細に興味が惹かれる。軍人の名前が書かれていたり、肘のあたりが少しだけ破れていたり、個性的なウェアは、当時のストーリーをイメージしながらショッピングするのがオススメ。

■アクセサリーやリメイクアイテム

 オリジナルのハンドメイドアクセサリーは、ドライフラワーやパール、ラメをミックスさせたキュートな仕上がり。リップ形のヘアゴムやブローチといったハンドメイドジュエリー「EVLiN」から、コーディネートの主役になりそうなカラフルなヴィンテージクラッチバッグまで、ワクワクとさせる商品をアイテムとともに取り扱っていた。

 ヴィンテージショップで人気を集めるのは、リメイクアイテムだ。取材をした「佐々木洋品店」では、古い藍染の生地と染め直しをしたアンティークリネンを組み合わせたワンピースやパンツ、ヘアバンドなどを取り扱う。昔の生地を使用しているので、全く同じものは1つもない。ファブリックと染めに魅了された、オーナーの愛が感じられる一品を手に取ってみて。

■食器やインテリア

 ファイヤーキングなど食器類も豊富にラインナップ。翡翠色のジェダイシリーズからアドバタイジングシリーズまで、人気の商品が勢揃い。ラインナップは、マグカップ、プレート、カップ&ソーサーなど。特価で提供される、ワケあり商品やジャンク品はぜひチェックしてみて。

 室内の大きなスペースに広がる「古書店街」。厳選された書籍が密集した注目のエリアだ。会場には絵本や写真集、雑誌『オリーブ(Olive)』のバックナンバー、ZINEまで、ジャンルを問わず、選りすぐりのブックが揃っていた。

■東京蚤の市のグルメ

 手紙社が選び抜いたフードを味わうのも、「東京蚤の市」の楽しみ方の1つ。地方の有名コーヒー店や工場直送のソーセージ、フレッシュなフルーツを使用したスイーツまで、各ショップこだわりのメニューを提供している。例えば、炭火で焼いた「スモークチキン」とぐるぐる型のソーセージ「ぐるぐるちゃん」は、焼き立てアツアツ。隣には「日光珈琲」が出店し、自家製のコーヒーやスコーン、天然氷を使用したかき氷を提供していた。

 人気ブース「手紙社」には長い行列。そこには、食欲を掻き立てる「ナポリタン」の香ばしい香りが広がっていた。フルーツをたっぷり使用した「自家製シロップ」は、休憩にぴったり。キウイとグレープフルーツ、チェリーとパインなど、新鮮な果物を閉じ込めた見た目にもかわいいドリンクだ。

そのほか、数種類の生ビールを揃える「よなよなエール醸造所」や自家製ベーコン入りのサンドイッチを提供する「Daily Stand Copoli」、揚げたての野菜フライを届ける「アンリロ」など、全20のショップで美味しいグルメを味わえた。

■イベント情報

 第10回東京蚤の市
開催日:2016年11月19日(土)-20日(日)※雨天決行
開催時間:
19日:9:30-17:00
20日:9:00-17:00
会場:東京オーヴァル京王閣
アクセス:京王多摩川駅臨時改札口すぐ
入場料:500円(小学生以下無料)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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