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キヤノン、高精細EVFを内蔵のミラーレスカメラ「EOS M5」を発売
キヤノンが11月下旬に発売するEVF内蔵のミラーレスカメラ「EOS M5」(EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM装着時)(写真:発表資料より)[写真拡大]
キヤノンは15日、一眼レフ/ミラーレスカメラ「EOS M」シリーズで初の「デュアルピクセルCMOS AF」を採用し、素早く追従性の高いAFを実現したEVF(電子ビューファインダー)内蔵のミラーレスカメラ「EOS M5」を11月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。同時に小型・軽量設計を実現したミラーレスカメラ専用高倍率ズームレンズ「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」も発売する。
同製品は、「EOS M3」の上位機種で、幅広いシーンで本格的な静止画・動画撮影を行いたいユーザー向けに開発されたミラーレスカメラである。「デュアルピクセルCMOS AF」を採用。APS-CサイズCMOSセンサーで有効画素数約2420万画素の全画素が、撮像と位相差AFの両方を兼ねて機能し、幅広いエリアで素早い合焦と滑らかな追従ができるという。これによりAF・AE(自動露出制御)追従で最高約7コマ/秒、AF固定では最高約9コマ/秒の連写性能を実現する。
また、快適なファインダー撮影を追求した視野率約100%・約236万ドットの高精細EVFを内蔵。ファインダー撮影時には、EVFと液晶モニターが連動。EVFをのぞきながらEVF上に表示されたAF枠を液晶モニターのタッチパネル操作で移動できる「タッチ&ドラッグAF」機能を搭載。これにより直感的なピント合わせが可能。
さらに、最新の映像エンジンDIGIC 7とAPS-Cサイズ・有効画素数約2420万画素CMOSセンサーを搭載。EOS M3と比べて高感度撮影時のノイズ耐性と解像感が向上している。また、静止画撮影時において常用ISO25600の高感度を実現。これにより、暗い場所でもノイズを抑え質感や立体感を描写する高画質な撮影が可能という。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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