中国の鉄関連3銘柄がすべてストップ高張り付き、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2016年6月28日 08:52

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記事提供元:フィスコ


*08:55JST 中国の鉄関連3銘柄がすべてストップ高張り付き、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

26日に、政府は今年の鉄鋼生産能力を4500万トン、石炭の生産能力を2億8000万トン削減する方針であると中国国家発展改革委員会が報道したことで中国の鉄関連銘柄が急騰しています。
とりわけ、大連鉄鉱石の値動きが激しいです。大連鉄鉱石は5月30日に333元まで下落したあと上昇し、本日(27日)の15時ごろからストップ高に。そしてストップ高張り付きで取引を終えました。
また、上海鉄筋(上海螺子鋼)も足元では上昇基調でしたが本日ストップ高張り付きに。
さらに、上海熱間圧延鋼板もストップ高張り付きで取引を終えています。

松永さんは
『これで中国の鉄関連3銘柄すべてがストップ高張り付きで取引を終えました。それにより上海ゴムも午後から上げ足を速めて2.8%高で取引を終え、上海非鉄金属銘柄も全面高となりました。』とおっしゃっています。

上げ幅については
『1か月ほど前の安値からの上げ幅は、大連鉄鉱石で23.4%、上海鉄筋で約19.7%、上海熱間圧延鋼板で17.0%となり、本日から大連鉄鉱石が強気相場入りとなりました。上海鉄筋もあと0.3%の上昇で強気相場入りとなります。』とのこと。

『ここにきて大連鉄鉱石が強気相場入りとなったことを受けて、上海ゴムのトレンドも転換したと考えるべきかもしれません。』とのことですので上海ゴムの値動きも注視したいですね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の6月27日付の「天然ゴム市場3「中国の鉄関連3銘柄がすべてストップ高張り付き」」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子《NO》

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