HP、ノートPCのバッテリパック自主回収プログラムを実施

2016年6月26日 14:27

印刷

記事提供元:スラド

HPがノートPCのバッテリパック自主回収プログラムを実施している(HP ノートブックPC用バッテリパックの安全性に関わる自主回収プログラムWindows Centralの記事Neowinの記事)。

対象のバッテリパックは2013年3月から2015年8月に世界中で販売されたHP、HP Compaq、HP ProBook、HP ENVY、HP Pavilion各モデルの一部に同梱されていたもので、過熱異常により火災や火傷などにつながるおそれがあるという。CompaqおよびCompaq Presarioの中にも対象バッテリパックに対応するモデルがある。

対象となるのはバーコードが「6BZLU」「6CGFK」「6CGFQ」「6CZMB」「6DEMA」「6DEMH」「6DGAL」「6EBVA」で始まるバッテリパックの一部で、以下の製品に同梱されていた可能性があるとのこと。HP Compaq: CQ45 (B)、CQ58 (B) 
 HP ENVY: dv6 (G) 
 HP Pavilion: 14 (S)、15 (S)、17 (S)、g4 (S)、g6 (S)、g7 (S) 
 HP: 240、245、246、450、455、650、655、250 G1、255 G1、1000 (B)、2000 (B) 
 HP ProBook: 440 G0、440 G1、445 G1、450 G0、450 G1、455 G1、470 G0、470 G1、470 G2、4440s、4441s、4445s、4446s、4540s、4545s これ以外のモデルでも修理やオプション品購入などにより対象バッテリパックを使用している可能性がある。対象バッテリパックはHP Battery Program Validation Utilityを使用して確認するほか、HPのWebサイトで手動検証することも可能だ。HPでは回収プログラム対象バッテリパックであることが判明した場合、ノートPCから取り外してACアダプタで使用するよう求めている。

対象モデルが手元にあったので確認してみたが、回収プログラムには該当しなかった。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | HP | 電力 | ノートPC | アナウンス

 関連ストーリー:
HPが世界最薄ノートPC「HP Spectre」を発表、厚さは10.4mm 2016年04月08日
富士通ノートPC、パナソニック製バッテリパックの追加リコール 2016年02月14日
パナソニックと東芝、発火のおそれがあるノートパソコン用バッテリーパックの交換・回収プログラムを開始 2016年01月30日
富士通、ノートPC「LIFEBOOK」シリーズのバッテリパック自主交換を実施 2015年08月29日
Lenovo、ThinkPad バッテリーの自主回収を発表 2015年04月24日
パナソニック、ノートパソコン用バッテリーパックのリコール対象を拡大 2014年11月15日
パナソニックのノートPCでもリチウムイオン電池に発火の恐れ、回収へ 2014年05月29日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事