1000個のコアを持つマイクロプロセッサが開発される、乾電池1個でも駆動可能

2016年6月24日 18:27

印刷

記事提供元:スラド

 カリフォルニア大学デービス校の研究者らが、1000コア搭載マイクロプロセッサ「KiloCore」を開発したそうだ(日経テクノロジーonlineEngadget Japanese)。

 トランジスタ6億2100万個で構成され、1秒間に最大17.8兆個の命令を実行できるという。動作クロックは最高1.78GHz。各CPUコアはそれぞれ異なるクロック周波数で動作できるといい、省電力性能に優れるという。また、メモリを経由せず、コア間で直接データをやり取りできるのも特徴だそうだ。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア

 関連ストーリー:
世界スーパーコンピュータランキング「TOP500」2016年6月版、中国製CPUを採用したスパコンが新たに首位に 2016年06月21日
Intel、最大24コア搭載の「Xeon E7 v4」を発表 2016年06月09日
世界初、デカコアプロセッサーを搭載したスマートフォン 2016年02月27日
MIT、大規模マルチコアCPUの効率を向上させるデータ構造を開発 2015年02月05日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事