「カリエール展」東京・西新宿で - フランス象徴主義の代表的画家、セピア色の画面に神秘的な世界を描く

2016年6月15日 19:35

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記事提供元:ファッションプレス

「カリエール展」が、東京・新宿にある、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。会期は、2016年9月10日(土)から11月20日(日)まで。


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19世紀のフランス象徴主義を代表する画家、ウジェーヌ・カリエール。セピア色の画面に神秘的に浮かび上がる人物や母子像、身の回りで繰り広げられる日常の光景などが代表的だ。


カリエールの没後110年という区切りの年である2016年に開催される本展では、彼のひ孫でカリエールの『カタログ・レゾネ(全作品集)』の編集者である、美術史家ヴェロニク・ノラ=ミランが全面協力。個人の所蔵作品および、油彩画を中心に約80点を紹介する。


展示構成は、4つのチャプターに分け、彼の半生を時系列的におったもの。初期から1885年頃までを展示するチャプターでは、普仏戦争が終わった1871年から、1885年に《病気の子ども》などの作品がサロンで3等賞を受賞し、国家買い上げとなった時期までが紐解かれている。


「晩年」と名付けられた1900年頃から1906年までの作品を展示するチャプターでは、パリで万国博覧会が開催され、パヴィリオンのためのポスターを手がけ同時開催の「フランス絵画100年展」に出品した作品などで構成。1902年に喉頭がんの最初の手術を受けるなど、治療と制作を両立した時期の、献身的な活動の様子を作品を通して振り返って行く。


【概要】

カリエール展

会期:2016年9月10日(土)〜11月20日(日)

※月曜日休館(9/19、10/10は開館、翌火曜日も開館)

会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階

開館時間:10:00〜18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)

観覧料:一般 1,300(1,100)円、大学・高校生 800(650)円、シルバー(65歳以上) 1,100円

※括弧内は、前売り及び20名以上の団体料金

※中学生以下無料


【問い合わせ先】

ハローダイヤル

TEL:03-5777-8600


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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