楽天が中国大手ショッピングサイト「Kaola.com」に進出

2016年6月15日 15:04

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楽天は、中国の大手インターネットサービス企業、NetEase, Inc(ネットイース)の子会社であるHQG, Limited(エイチ・キュー・ジー)が運営する越境(クロスボーダー)ECサイト「Kaola.com」内に旗艦店を出店した。

楽天は、中国の大手インターネットサービス企業、NetEase, Inc(ネットイース)の子会社であるHQG, Limited(エイチ・キュー・ジー)が運営する越境(クロスボーダー)ECサイト「Kaola.com」内に旗艦店を出店した。[写真拡大]

 「楽天市場」を運営する楽天は、中国の大手インターネットサービス企業、NetEase, Inc(ネットイース)の子会社であるHQG, Limited(エイチ・キュー・ジー)と、高品質な日本製品を中国消費者に提供するための戦略的提携契約を締結し、15日からHQGが運営する越境(クロスボーダー)ECサイト「Kaola.com」内に旗艦店を出店した。

 Kaola.comはすでに日本、韓国、米国、オーストラリア、欧州発の人気ブランド数百点を販売しており、中国全土で利用可能なプラットフォームとして、急成長を遂げているという。

Kaola.comは昨年1月の開設以来、直販型ECサイトとして、ユーザーに「高品質の商品、お得な価格、優れたサービス」を提供していることが評価されている。楽天市場は1997年に日本で開始したインターネット・ショッピングモールで、現在は4万4000以上の店舗が出店し、取扱商品数は2億超にも上る。

 楽天は、Kaola.comで、美容関連や健康食品をはじめとする楽天市場の人気商品を販売する。また日本の楽天市場の売れ筋商品ランキングも紹介予定で、ネットイースの様々なオンラインメディアと合わせて活用することで、日本の人気商品を中国の消費者に効果的に勧められるとしている。

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