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PC向けのOpera開発者版、省電力モードを搭載
headless 曰く、 Opera Softwareは12日、開発者版のPC向けOperaブラウザへの省電力モード搭載を発表した(Opera blogs、The Verge、Register、BetaNews)。
省電力モードは以下のような処理により、バッテリ使用量を減少させる。
バックグランドタブのアクティビティ削減
最適化されたJavaScriptによるCPUのウェイクアップ頻度の減少
使用していないプラグインの自動停止
フレームレートを30fpsまで低下
動画再生パラメーターを調整してハードウェアの再生支援に対応したコーデックの使用を強制
ブラウザーテーマのアニメーション停止 Operaによれば、省電力モードを使用することでGoogle Chromeなどと比べてバッテリ持続時間が50%程度長くなるという。ただし、Operaが実施したテストでは省電力モード使用時のみ広告ブロック機能をオンにしているため、Chromeで広告ブロック拡張機能を使用した場合には差が小さくなる可能性もある。
ノートPCの場合、ACアダプタを取り外すとアドレスバーの右にバッテリアイコンが表示され、ここから省電力モードのオン・オフを切り替えられるようになる。設定画面を開き、「基本設定」の「Always show power saver icon」にチェックを入れると、バッテリアイコンを常時表示させることも可能だ。AC電源接続時の動作については特に説明されていないが、少なくともブラウザテーマによるアニメーションが停止することは確認できた。
このほか、現在の開発者版(Opera developer 39.0)ではVPN機能がプライベートブラウジングモード限定の機能に変更されている。4月にVPN機能が開発者版に搭載されて以降、特定のサイトのみVPN接続したいというリクエストが多かったためだという。プライベートウィンドウではアドレスフィールド左側にVPNバッジが常時表示され、ここからVPN機能の有効・無効を切り替えられる。一方、通常のブラウジングモードでVPN機能を使用することはできないようになっている。
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