(中国)A株のMSCI指数組み入れ:確率は50%以上、資金流入期待が高まる

2016年5月5日 10:13

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記事提供元:フィスコ


*10:13JST (中国)A株のMSCI指数組み入れ:確率は50%以上、資金流入期待が高まる
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が6月にMSCIエマージング指数の見直しを行う予定で、今年中国本土A株は同指数に組み入れられる確率が50%以上になると予測されている。

ゴールドマン・サックス証券(GS)は最新リポートで、中国当局が6月前に上場企業の売買停止システム、投資資金の規制緩和、「深港通(深センと香港の株式相互取引制度)」の導入スケジュールなどを明確にした場合、A株のMSCIエマージング指数への組み入れ確立が50%以上になるとの見方を示した。

なお、MSCI指数に連動する投資資金の規模は約10兆米ドルになるといわれており、A株が同指数に組み入れられるなら最初全体資金の5%相当がA株に流入するとみられている。《ZN》

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