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3日の中国本土市場概況:上海総合1.9%高、政府系ファンドの資金流入が支え
記事提供元:フィスコ
*17:11JST 3日の中国本土市場概況:上海総合1.9%高、政府系ファンドの資金流入が支え
連休明け3日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比54.32ポイント(1.85%)高の2992.64ポイントと4日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、56.91ポイント(1.85%)高の3131.79ポイントで引けている。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数は4.88ポイント(1.32%)高の373.19ポイント、深センB株指数は3.71ポイント(0.33%)高の1133.66ポイントで終了した。
公的資金の買い支え期待が強まる。「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が今年1~3月期に、本土A株を積極的に買い増していた——と報じられたことが好感された。上海総合指数は前営業日まで3日続落し、約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んだため、値ごろ感も着目されている。官民で公表された4月の製造業PMIがそろって下振れたことなどが嫌気されて売られる場面がみられたものの(一時0.29%安)、中盤から買いの勢いが増した。
業種別では、消費関連銘柄の上げが目立つ。酒造大手の貴州茅台(600519/SH)が3.5%高、白物家電最大手の青島海爾(青島ハイアール:600690/SH)が4.6%高で引けた。ITハイテク関連株も軒並み上昇する。金融株や不動産株、自動車株、非鉄関連株などもしっかり。運輸関連株やインフラ関連株なども物色された。
【亜州IR】《ZN》
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