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ニールセンがデジタル広告視聴率の計測対象にスマホやタブレットを追加
視聴行動分析サービスを提供するニールセンは、デジタル広告のリーチ、GRPなどの広告到達効果を計測するニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings )の計測対象に、スマートフォン、タブレットを追加した。これにより、ニールセン デジタル広告視聴率で従来から提供していたPCのスクリーン上に掲載されたデジタル広告に加えて、モバイルデバイス上で掲載された広告のリーチ、フリークエンシー、GRPの計測が可能になった。
ニールセン デジタル広告視聴率は、テレビ視聴率と直接比較が可能なリーチ、フリークエンシーやGRPなどの指標を用いてデジタル広告の包括的な分析結果を翌日に提供するサービス。世界最大のユーザー・データベースであるフェイスブックとニールセンの最高品質のネット視聴率パネルを用いることにより、正確な属性別のリーチ指標の提供を可能にしたデジタル広告視聴率は、デジタル広告効果分析の新たな業界標準指標である。
今回追加されたモバイルデバイスの計測は、iOS、AndroidなどのOSを問わず、ブラウザとアプリ内に掲載された動画広告を含むデジタル広告の計測を行う。ニールセン デジタル広告視聴率は、PCとモバイルデバイスのそれぞれの、およびPCとモバイルデバイスの合算の広告到達状況をレポートする。
そして、ニールセンは日本と同様に、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、インド、メキシコの7カ国で新たにモバイルデバイスを対象に追加した計測サービスを開始することを発表した。さらに、ニールセン デジタル広告視聴率の提供を、従来の17か国に加えて新たにポーランド、トルコ、香港、台湾、南アフリカ、プエルトリコ、アイルランド、ニュージーランドの8つの国と地域で、2016年中にサービスを開始することも発表した。これにより2016年末までに世界の25の国と地域でニールセン デジタル広告視聴率が利用できるようになる。
「ニールセン デジタル広告視聴率」は、デジタル広告キャンペーンのターゲット消費者へのリーチを詳しく知りたいと願う広告主にとって最適なソリューション。さまざまなデジタル・メディア上で展開する広告キャンペーンに接触している消費者をより良く理解する物差しを求め続けてきた広告主、広告代理店、媒体社は、このサービスを使うことで、広告効果をより正確に説明し他社との比較や検討ができるようになる。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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