ヤマト運輸、日本発マレーシア向けの保冷小口輸送サービス

2016年3月23日 18:04

印刷

日本での荷物預かりから、マレーシアでの配送までの流れを示す図(ヤマト運輸の発表資料より)

日本での荷物預かりから、マレーシアでの配送までの流れを示す図(ヤマト運輸の発表資料より)[写真拡大]

 ヤマト運輸は23日、日本発マレーシア向けの一貫保冷小口輸送サービス「国際クール宅急便」の販売を28日に開始すると発表した。マレーシアでは日本食の人気が高まっており、日本からの食材や農水産品の発送需要を見込むという。

 同社によると、今回の「国際クール宅急便」は、荷物1個から発送に対応する。日本の「クール宅急便」と取り扱いサイズが同じため、日本国内と同様に利用できる。配送は最短で翌々日の午前中。

 配送物は、シンガポールまでの空輸を経て、マレーシアヤマトのセールスドライバーが店舗や個人宅に届ける。航空保冷コンテナを使用した保冷輸送を行なうため、食材を新鮮なまま配送できるという。

 料金は、60サイズ(縦・横・高さの3辺計が60cm以内)、総重量2kgまでで、6,050円(免税)、120サイズ、15kgまでで、26,950円など。

 同社の「国際クール宅急便」は、今回サービスを開始するマレーシア向けのほか、香港、台湾、シンガポール向けを既に販売している。

関連記事