米国経済、1年以内の景気後退確率は100%=ジム・ロジャーズ氏

2016年3月8日 09:25

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記事提供元:フィスコ


*09:25JST 米国経済、1年以内の景気後退確率は100%=ジム・ロジャーズ氏
米著名投資家ジム・ロジャーズ氏はこのほど、米国経済が1年以内景気後退(リセッション)に陥る確率が100%だと発言した。米国は7-8年の周期でリセッションを経験していたと指摘。米国の債務水準が思わしくない状況に陥っており、これがリセッションの引き金になるとの見方を示した。また、中国や日本、欧州などの景気低迷も米経済に悪影響を与えると指摘した。

ロジャーズ氏は、投資家が真実のデータに注目する必要があり、真実のデータは政府が発表したデータを意味しないことにも言及した。また、世界同時株安が進行した場合、自国通貨を米ドルに換える可能性があるため、これが米ドル・バブルの発生につながると警告した。《ZN》

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