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手違いで売りに出されたドメイン「google.com」発見者への報奨金額は?
昨年、google.comドメインが手違いで売りに出され、研究者のSanmay Ved氏が12ドルで購入してしまうという件が話題になった。1分ほどで購入はキャンセルとなり、12ドルは返金されたのだが、この件は後にバグ発見報奨金プログラムの対象になっていたそうだ(Google Online Security Blogの記事、TNW Newsの記事、VentureBeatの記事、The Vergeの記事)。
報奨金について、Ved氏は「Googleらしい金額」「1万ドル以上」と語っていたが、2015年のバグ発見報奨金プログラムの現状をまとめたGoogle Online Security Blogの記事で金額が明らかになった。
当初、Googleが「Google」らしく「6,006.13」ドルの報奨金を支払うとVed氏に連絡したところ、Ved氏は全額を慈善事業に寄付するとの意向を示す。そこで、Googleは報奨金額を2倍に増やし、Ved氏の要望通り直接インド・Art of Living財団の無料教育プログラムに全額を寄付したそうだ。
Googleでは2015年に750件以上の報奨金、計200万ドル以上を支払っており、最高額は37,500ドルだったという。2010年に報奨金プログラムを開始して以降の報奨金額は計600万ドルを超え、報奨金を受け取った研究者は300人以上にのぼる。このほか、2015年にGoogleのバグを最も多く発見したTomasz Bojarski氏は、脆弱性情報送信フォームのバグまで発見したとのことだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | Google | スラッシュバック | 変なモノ | バグ | 教育 | IT | お金
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