ソニー、イスラエルのLTE通信向けモデムチップ企業を250億円で買収

2016年1月26日 20:38

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 ソニーは26日、イスラエルのアルティア・セミコンダクター(Altair Semiconductor)を2億1,200万ドル(約250億円)で買収することで合意したと発表した。アルティア社は、モバイル機器のデータ通信技術規格であるLTE(Long Term Evolution)向けモデムチップ技術とその関連ソフトウェアを保有しており、ソニーは買収によって、既存ビジネスの拡大を図るほか、センシングデバイスの新たな技術開発を進める方針という。

 アルティア社は、LTE技術に特化した製品の開発と販売を行っており、高性能で低消費電力、低コストのモデムチップ製品等を提供しているという。買収取引は2月初旬に完了する予定。

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