佐川急便、翌日到着の荷物個数や出荷者の詳細情報を提供するサービス

2016年1月18日 11:35

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翌日に到着する予定の荷物の個数を開示する配達情報サービスの流れを示す図(佐川急便の発表資料より)

翌日に到着する予定の荷物の個数を開示する配達情報サービスの流れを示す図(佐川急便の発表資料より)[写真拡大]

 佐川急便は18日、納品時に事前仕分けや時間帯別納品を実施する「スマート納品」の顧客向けに翌日に到着する予定の荷物の個数を開示する配達情報サービスを提供開始したと発表した。利用側は、到着予定個数に合わせた人員配置が可能となり、繁閑に合わせた庫内作業の効率化が図れるという。

 「スマート納品」は、大型物流施設やショッピングモール向けに同社が2014年10月から提供しているサービス。利用顧客からは庫内作業の効率化が図れたという評価を受けていたが、到着個数が想定を超えた場合の対応が非常に困難という課題があったという。

 今回の新サービスはこうした課題の解決を図るもの。荷物集荷時に入力されるコードを集計し、翌日到着予定の個数をリアルタイムで開示できるという。出荷場所が遠方の場合は翌日到着しないケースもあることから、翌日到着と翌々日到着を区分けして表示することも可能にした。

 出荷人情報などの受託データが確定した段階で、どの企業から何個の荷物が発送されたかの詳細情報も確認でき、何がどの程度届くのかも把握することが可能になるという。

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