Office 365のサブスクリプションが終了したらデータはどうなる?

2015年12月27日 13:43

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記事提供元:スラド

Office 365のサブスクリプションが終了、またはサブスクリプションをキャンセルした場合、データはどうなるのだろうか。WinBetaがまとめている(WinBetaの記事)。

個人向けOffice 365の場合、サブスクリプション期間が終了するとOfficeは機能制限モードになり、OneDriveのサブスクリプション特典として提供される1TB分が使用できなくなる。超過分に関する説明はないが、日本で個人向けに提供されているOffice 365 SoloのFAQでは、特典容量分を除く標準の容量(無料分)以下になるまでファイルの追加ができないと記載されている。この説明を見る限り、無料分以上の容量を使用していてもサブスクリプション終了後にファイルが削除されることはないようだ。

一方、一般法人向けOffice 365の場合、サブスクリプション終了後30日の猶予期間があり、猶予期間中は通常通りすべてのユーザーがデータにアクセスできる。猶予期間終了後は90日の無効期間になり、管理者のみがデータにアクセスできるようになる。さらに無効期間も終了すると、データは削除され、他のサービスで使われない限りAzure Active Directoryが削除されるとのことだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | マイクロソフト | ソフトウェア | クラウド | IT

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