三菱電機、尼崎市の研究所に「新実験棟」を建設―研究開発力を強化

2015年12月9日 13:15

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「新実験棟」外観画像(三菱電機の発表資料より)

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 三菱電機は9日、兵庫県尼崎市の先端技術総合研究所敷地内に建設していた「新実験棟」が竣工したと発表した。

 同社によると、今回の新実験棟では大型の実験・評価設備を拡充し、成長戦略推進の要である空調冷熱、昇降機や環境・材料などの基盤技術開発を進める。先端技術総合研究所は、三菱電機グループ全体の事業に関わる最先端技術の開発拠点。

 今後、敷地内の実験施設の一部を順次「新実験棟」に統合し、研究開発環境を整備することで基盤技術開発力を強化し、グローバル環境先進企業を目指すとしている。

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