NTT東、法人向け通信サービス「αUC」 社員間チャットやスマホとビジネスフォンの連携など

2015年11月20日 15:17

印刷

「αUC(アルファユーシー)」のユニファイドコミュニケーション機能とBYOD機能(クラウドサーバー上のアドレス帳)の利用イメージ図(写真:NTT東日本発表資料より)

「αUC(アルファユーシー)」のユニファイドコミュニケーション機能とBYOD機能(クラウドサーバー上のアドレス帳)の利用イメージ図(写真:NTT東日本発表資料より)[写真拡大]

  • 「αUC(アルファユーシー)」のBYOD機能(ビジネスフォンとの連携による発着信)の利用イメージ図(写真:NTT東日本発表資料より)

 NTT東日本は19日、法人向けのクラウドサービス「αUC(アルファユーシー)」を12月16日から提供すると発表した。社員間のチャットや、スマートフォンからビジネスフォンを経由した発着信ができるなどの機能を持つ。

 同サービスは、社員間の文字チャット、プレゼンス(出勤、利用者の状態)の共有などで、社内コミュニケーションを活性化するユニファイドコミュニケーション機能を提供する。ユニファイドコミュニケーションとは、電話や、電子メール、チャットなどの通信手段を統合し、適切な手段を選択して利用できるようにする技術や仕組みのことである。

 また、ユニファイドコミュニケーション機能に加えて、電話帳データや電話の発着信履歴をクラウド上で一元管理する機能、同社のビジネスフォンと連携し、スマートフォンからビジネスフォンを経由した発着信を可能とする機能を搭載する。これにより、社員がプライベートに所有するスマートフォンを業務に活用するBYOD(Bring Your Own Device)を促進できる。

 提供エリアは、東日本エリア(新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県)。クラウドアドレス帳の閲覧、ビジネスフォンと連携した発着信機能についてはエリアによらず利用できる。契約条件は、「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光ライト」または「光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービス」のいずれかの契約が必要である。

 利用料は、1IDごとに350円/月(税抜き)。別途工事費が必要。1つのIDで、パソコンとスマートフォンで利用が可能である。1回線につき、ID数は1から1,200の範囲で1単位ずつ選択できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事