イオン、OPAとイオンリテールのビブレ・フォーラス事業部が事業統合

　イオンは17日、ダイエーの子会社で商業施設の開発・運営管理を行うOPAとイオンリテールのビブレ・フォーラス事業部が統合し、イオンモールが完全子会社化することで合意したと発表した。この事業統合により、2016年3月、国内最大級の23施設を擁する新たな都市型ファッションビル・ディベロッパー企業が誕生する。

　同社は、13年8月にダイエーが連結子会社となって以降、国内ナンバーワンの「総合食品小売業」への成長を目指し、事業領域での「食品集中」と、展開エリアでの「首都圏・京阪神集中」を進めている。商業施設の開発・運営管理事業については、かねてからOPA、イオンリテール、イオンモールの3社間で様々な情報交換や人材交流を行うなどの関係構築を進める中で、このたびの統合に関する合意にいたった。