NEC、人工知能関連事業を強化―関連人員を20年度までに1000人に拡充

2015年11月11日 22:23

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NECのAI技術群 (NECの発表資料より)

NECのAI技術群 (NECの発表資料より)[写真拡大]

  • AI関連技術を活用したソリューションの展開(NECの発表資料より)

 NECは11日、人工知能(AI)技術の開発や、AI技術を用いたソリューションの展開を強化すると発表した。体制強化として、研究・開発やコンサルティングなどに関わるAI関連要員を、2020年度までに約1,000人に拡充する予定という。

 AI技術は、「学習」「認識・理解」「予測・推論」「計画・最適化」といった人間の知的活動をコンピュータで実現するもの。同社は1980年代からAI関連技術の開発を進めており、音声認識、画像・映像認識、言語・意味理解、機械学習、予測・予兆検知、最適計画・制御などの主なAI関連技術で、世界初やトップレベルの高精度な技術を持っているという。

 今後、これらAI技術の開発を強化するとともに、技術を活用した安全な社会・まちづくり、インフラの安全監視、資源の需要予測・制御、企業の顧客サービス向上や業務効率化などを実現する各種ソリューションを拡充していく。

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