日産、安全技術と最新のAI技術を統合した自動運転EVコンセプトカーを発表

2015年10月28日 11:12

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「ニッサンIDSコンセプト」(写真提供:日産自動車)

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  • 「ニッサンIDSコンセプト」(写真提供:日産自動車)
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 日産自動車は28日、車両制御技術や安全技術と最新のAI(人工知能)技術を統合した自動運転技術によるEVコンセプトカー「ニッサンIDSコンセプト」を発表した。

 「ニッサンIDSコンセプト」は、日産が目指す自動運転コンセプト「ニッサン・インテリジェント・ドライビング」によるもの。「ニッサンIDSコンセプト」の自動運転は、単にA地点からB地点まで移動することだけではなく、加速やブレーキング、コーナリングなど、あらゆる場面においてドライバーの好みに合わせて走行し、安心してドライバーや同乗者が快適に移動できる空間を提供する。

 また、ドライバーの意思で操作する、MDモード(マニュアルドライブモード)にすれば、ドライバーは自らの意志でクルマを操り、リニアな加速や安定感のあるコーナリングを楽しむことができる。しかし、MDモードであっても、ドライバーをアシストするという。多くのセンサーで車両の状況を常時モニタリングし、ドライバーの思い通りの走りをアシストする。また、危険が差し迫った場合にもクルマが最適な回避方法をアシストするので、ドライバーはストレスから解放される。

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