東京TYフィナンシャルグループと新銀行東京が経営統合

　東京TYフィナンシャルグループ（東京TYFG）と新銀行東京は25日、東京TYFGを株式交換完全親会社、新銀行東京を株式交換完全子会社とし、2016年4月1日を効力発生日とする「株式交換契約書」及び「経営統合契約書」を締結した。

　ともに東京における地域金融に特化し、中小企業支援という共通の経営目標があることから、経営統合が実現した。

　東京TYFGは、金融プラットフォームサービス“Club TY”を中心にビジネスマッチングや事業承継相談等コンサルティング機能を活かしたワンストップでの金融サービスの提供等、様々な施策に取り組んでいる。

　新銀行東京は、東京都の中小企業支援策の一環として、2004年4月に発足したが、無担保での貸し出しや審査の甘さから経営的に行き詰っていた。