毎年約200点が刊行される「社史」

2015年9月16日 17:46

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 昔、社史編纂室に配属されるという老後的人生にあこがれたことがあるのだが、実は日本は世界屈指の「社史大国」で、毎年約200点が刊行されるという(ITmedia)。

 日本で社史が刊行されるようになったのは1897年ごろからだそうで、日本人が記録好き、社史作りにリソースを割ける余裕がある、といった背景があるという。韓国やドイツでも同様のものはあるようだが、日本の刊行数は際だって多く、海外からも日本研究のための資料として注目されているそうだ。

 ただし、非売品が多く国会図書館に納品されていないものもあるため、収集や閲覧は難しいという。

 社史を多く集めている図書館として神奈川県立川崎図書館の「社史室」というものがあるそうなので、興味のある方はそちらを訪れると良いかもしれない。

 スラドのコメントを読む | 日本 | ビジネス

 関連ストーリー:
三洋電機、最後の「社史」を発行 2014年04月02日
オーダーメイド「私の人生ゲーム」 2008年01月11日
ドットコム企業の“博物館” 2002年07月05日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事